思い通りの写真を撮りたい!
一眼レフカメラやミラーレスカメラで写真を撮るとき皆さんプログラムオート(Pモード)で撮ってはいませんか?
カメラを始めたばかりの頃はどんな設定で撮ればいいのか分からないからプログラムオートで撮ることが多くなると思います。
プログラムオート以外のモードで撮影できるようになると写真の撮れる幅が大きく増えますよ!
プログラムモードでもきれいな写真は撮れます。
それで満足していてはもったいないですよ!
なぜならカメラにはAvモードやTvモード、Mモードなどの撮影モードが存在します。
しっかり使い分けることでもっともっと綺麗な写真を撮ることができるようになります。
今回はカメラのモードについて紹介していきます!
撮影モードについて
カメラの撮影モードには大きく分けて4種類あります。
・Pモード(プログラムオート)
・Avモード(絞り優先モード)
・Tvモード(シャッタースピード優先モード)
・Mモード(マニュアルモード)
があります。
カメラによってはこの他にもある場合がありますが、基本的にはこの4モードがメインのモードとなります。
それぞれ特徴があるので写真を撮るものによって変えていかなければいけません。
目的やどんなものを撮影するのかで変えていく必要があります!
Avモード(絞り優先モード)
F値(絞り)を固定してその他を自動で撮ることができるモードです。
背景をぼかしたい、しっかり撮りたいそんな時にF値を決めて撮影します。
F値を小さくすればするほど背景はボケていきます。
このように手前に重点を置いて撮影するときや背景を目立たなくさせるためにも使用したりします。
F値を大きくしていくと背景にもピントが合っていくようになります。
集合写真のような周りの風景なども写真に収めたいときや建物の全体図などを撮りたいときなどの距離差を埋めたいときに使用します。
ピントの合う範囲だけを決めておいてそこに合わせて撮影する際に使います。
Tvモード(シャッタースピード優先モード)
SS(シャッタースピード)を任意の値に固定してその他を自動で撮影することができるモードです。
またSSモードと呼ばれることもあります。
SSを速くすると素早く動くものを撮ることができます。
揺れている人形を撮影したのですがSSを速くすると止まっているように撮ることができます。
人や動物などの常に動いているような被写体を撮影するときSSを速くして使用します。
逆にSSを遅くすると光を取り込む量が多くなるので暗い場所での撮影をすることができるようになります。
このようにSSを遅くすると動いている被写体を撮るとブレます。
夜の風景や雲の流れなどを撮影するときにSSを遅くして使用します。
流し撮りなどの動きが早い撮影をする際によく使います。
Mモード(マニュアルモード)
F値もSSも任意の値にして撮影することができるモードです。
設定をちょっとでも間違えると思い通りの写真が撮れなくなるので初心者にはちょっと難しいモードになります。
しかしカメラの設定を勉強するにはこのモードから使いこなせるようになると上達への近道になります。
基本的にはAVモード、TVモードと同じ考えでF値を決めてSSを決めてという風な感じで設定をしていきます。
これといった場面には限りませんが、思い通りの写真を納得いくまで撮影する際によく使います。
私は基本的にはマニュアルモードで撮影しています。
設定の目安が分からない
最初は ”何を目安に決めればいいんだ?” ってなると思います。
そんなときはカメラの表示パネルに露出レベル表示を見ながら設定していくと明るいのか暗いのかがわかりやすいと思います。
赤枠の箇所が露出レベル表示になります。
露出レベルがプラスになると明るくなりマイナスになると暗くなります。
プラマイ0の位置になるとちょうどいい露出になります。
周りの明るさに合わせて、わざと露出レベルをプラスにしたりマイナスにしたりすることもあります。
まとめ
今回はプログラムオート以外での撮影モードについて紹介してきました。
プログラムオートで撮影するのも綺麗な写真が撮れます。
しかしその写真はカメラメーカーの設定に依存します。
”自分が思った通りの写真を撮りたい”
”人とは少し違った写真を撮りたい”
そんな人は少しプログラムオートを使うのを控えてみてはいかがでしょうか?
Mモードを使いこなせるようになれば思い通りの写真を撮ることができるようになります。
その他にもカメラについて記事を書いていますのでよかったら参考にしてもらえると嬉しいです。
皆さん良いカメラライフを!
コメント