欲しいところにピントが合わない
写真を撮っていて欲しいところにピントが合わないという経験はありませんか？
せっかく写真を撮っているのに手前の意識していないものにピントが合ってしまった。
オートで写真を撮っていて欲しいところにピントが合わないなんていう歯痒い経験はありませんか？
せっかくとった写真がピンボケしていて使い物にならないというのは悲しいですよね！
今回はカメラのピントの合わせ方について紹介していきたいと思います。
なぜピントが合わない？
まずピントが合わない原因としてはいくつか原因が考えられます。
・ピントを合わせた後に少し動いてしまっている
・シャッタースピードを遅くしてシャッターを開けている際に少し動いている
・シャッターボタンを軽く押してピントを合わした後に写真を撮っていない
・オートフォーカスの機能が壊れている
・オートフォーカスに任せている為欲しいところでピントが合っていない
などがあります。
主な原因としてはピントを合わせた後に少し動いていることがよくあります。
最近は背景をボカすのが流行っていることもあり写真を撮る際に絞り（F値）を小さくしているときによく起こります。
絞りを小さくしているとピントが合う範囲が狭くなるために少し動いただけでもピンボケが発生してしまいます。
また夜景などの長時間シャッターを開けている際にピントは合っているけど三脚などが揺れてしまった場合にもピントが合わないようになったりすることもあります。
夜景などはどうしても光を多く取り込まないといけないためシャッターを長く開けなくてはいけません。
その際に三脚の周りで歩いたり、飛んだりすることによって振動が加わりブレたような写真になることもあります。
ピントの合わせ方
ピントの合わせ方として基本的にはシャッターボタンを軽く押すかAFボタン（オートフォーカスボタン）を押してカメラが一番良いと思われる箇所にピントを合わせます。
古いレンズやオートフォーカス機能が付いていないレンズになると手動でピントリングと呼ばれるフォーカスを調整するピングを回してピントを合わせます。
このピントを合わす際に手動で合わす場合は自分の目を頼りにピントを合わせることになるので問題はありませんが、オートフォーカスで合わせる際にはどこにピントが合うのかが大きな問題となってきます。
オートフォーカスにはフォーカスする範囲が決められておりその中で1番最適な箇所にピントが合うようになっています。
フォーカス範囲を自動設定している場合にはカメラが自動的にフォーカスする位置を決めてピントを合わせます。
自動にしている際によくあるのが右に撮影対象物があるのに左にピントが合いやすい物があったりすると左側にピントが合ってしまったりします。
そうなると思った所にピントが合わない為、満足した写真を撮ることができません。
その際におすすめのピントの合わせ方としてフォーカス範囲を中心の1点にしておくことです。
カメラによって設定の仕方は変わってきますが、私が持っているCanonのカメラではこちらを押すことによって変更することができます。
設定画面にある１点AFとなっているところがオートフォーカスの範囲設定になります。
私のカメラでは4種類ほどオートフォーカスの設定があります。
・枠内の45点から自動的に一番良いと思われる箇所に合わせる45点AF
このモードはカメラにお任せしてオートフォーカスしてもらいます。
・縦に3分割して範囲を決めるラージゾーンAF
このモードはカメラにお任せしてもらう範囲を３箇所に絞るモードになります。
現状のままだと真ん中らへんにしかピントが合いません。
・3×3の範囲で指定することのできるゾーンAF
3x３の範囲でカメラにお任せするモードになります。
・45点の内1点に指定する1点AF
そして最後に1点集中型のモードになります。
今回お勧めするのはこのモードになります。
オートフォーカスする場所を中心の1点にすることによってその他の場所にピントが合わないようになります。
中心の1点に撮りたい対象を合わせてボタンを押すとそこにピントが合います。
これだと真ん中にしかピントが合わないようになるため、撮りたい写真の構図に合わせてピントの箇所を設定することが必要になってきます。
この際もピントの範囲は1点になるように設定しましょう！
そうすることによって自由自在に欲しいところにピントを合わせることができます。
注意することとしては意識してシャッターを押すことです。
意識してシャッターを押さないとピントがずれてしまうことはよくあるので注意してシャッターを押します。
45点AF以外は選択することが出来ますので撮りたい対象の位置に合わせてオートフォーカスするようにしましょう。
まとめ
ピントを合わせることは写真を撮る際にとても重要になってきます。
何を撮るかによってピントの合わせ方も変わってきます。
基本的には撮りたい対象にピントを合わせて合わせた後に動いたりしなかったらピントは合うものです。
ピントが合わないという人はまず何が原因でピントが合っていないのかを考えてみるのも良いことかもしれません。
その他にもカメラの扱いについて紹介していますので参考になれば嬉しいです。
皆さん良いカメラライフを！
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